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ノヴェッロ 10月30日解禁です!


秋と申しますと11月第3木曜解禁のボジョレー・ヌーヴォーが広く知られてますが、イタリアでは「ヴィーノ・ノヴェッロ」が新酒として親しまれています。ボジョレー・ヌーボーより葡萄の収穫が早く、また、ボジョレー・ヌーボーがボジョレー産のみ、葡萄品種はガメイだけなのに対してノヴェッロはイタリア全20州で生産が可能であり、葡萄品種が多彩なイタリアらしくノヴェッロになる葡萄はなんと60種類以上。地域や作り手により使う品種や製法も異なります。

新酒らしいさっぱりした飲み口のものから、新酒とは思えないコクのあるものまでバラエティに富んだ各地の新酒を愉しむことができます。また、解禁日は日本でいう収穫祭。お酒の神様であるバッカスに捧げて感謝すると同時にその年の作柄を占う意味もあるそう。お祭りなので、とにかく楽しく飲むことが大事なのです!

バッカスとは、、、、、

   ローマ神話のワインの神。イタリアでバックスの祭祀が始まったのは紀元前2世紀からで、ギリシャ神話のディオニューソスの異名バッコスがラテン語化してバックスとなりました。日本ではしばしば英語読みのバッカスで言及されます。

バッカスを讃える酒宴の踊りとしてバッカナールがあります。クラシック音楽にはさまざまなバッカナールが生み出され、サンサーンス作曲のオペラ「サムソンとデリラ」、ワーグナー作曲の「タンホイザー」から「ダフニスとクロエ第3場」にそれぞれ『バッカナール』があります。また、バッカスはさまざまな画家にも取り上げられ、カラバッジョによって描かれたものはウフィツィ美術館に所蔵されています。皆様もクラシック音楽やまた美術館などでバッカスに巡り合っているではないでしょうか

今年も入荷予定です。また姉妹店である「タントタント」「あるとれたんと」では旬のお料理と一緒に、お召し上がりいただけます。今年の新酒を是非お愉しみください。


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